September 27, 2007

弁当問題

Filed under: アメリカの学校 — yoko @ 10:59 pm

アメリカなどにいる日本人で子どものいる家庭が、子どもを学校に送り出すようになると多少なりとも悩むことの一つがお弁当に何を持っていくかということだろう。悩むと言うほどではないにせよ、多少考えなければならないことだ。

アメリカは多文化社会だからお弁当もその家庭それぞれの文化の香り高い食材を持ってきて当然だろう、と思う人も多いかもしれないが、案外子どもの方が気を使ってたりするらしい。多文化社会とはいえ、アメリカは白人とそれ以外の人々の住み分けが徹底して行われてきた歴史のある国なので、例えばメキシカンがブリトーなどをお昼に持っていったら白人にばかにされた、 なんてことは今でもあるようだ。それも、あちこちで見られる現象のようだ。在米の日本人の子どもでも、おにぎりを持っていくとなにそれ、とか言われてもう持っていくのがいやだ、という子もいるらしい。

とはいえ、カリフォルニアは多文化がバランスよく極まっている場所もある。Davisなんかは、大学町のお陰で、教育レベルの高い移民の子どもが多いので、 多文化化はうまくいっているほうである。それに、特にカリフォルニアは非常に進歩的な州だ。Sushiの浸透度も高いから、ご飯を持っていったってそれほど変ではない。また、アメリカは、変なところで見えの張り合いのようなことは全くしないので、日本のように凝ったお弁当を持っていかせないと見栄えが悪い、と言うようなことは全くないので、その点は母親としては大変助かる。合理的というのか、不器用だからできないのか、とにかくお弁当ごときに面倒すぎることをする母親は皆無である。この点ではアメリカは本当にすばらしい。

だから、娘のキンダー時代に、他のクラスメートがどんなものを持ってくるのか観察していると本当に多様で、面白かった。この時は昼食ではなく、スナックだったが。フルーツ好きらしくいつもりんごとかバナナとかを持ってくる子、立派な昼食のような大きなサンドイッチを持ってくる子、ナーンを持って来ている子までいた。でも、シリアルバー一個だけ、という子も時々いて、それはなんとなくちょっと寂しい感じではあったが。

娘がキンダーの頃は、同じクラスに日本人の子もいたので、よく小さいおにぎりや、チキンの手羽焼きの残りなどを持っていっていた。うちの子はチキンが好きなもので。こちらの学校ではお昼やスナックと言えば”peanut butter and jelly”サンドイッチが定番だが、そのころ娘はピーナツバターがあまり好きではなかった。
一年生になると、日本人はクラスで一人だし、始めからおにぎりはもしかしていやかもしれない、と思って娘に聞いたところ、なんとそのあまり好きでなかった peanut butter and jellyを持っていきたいという。急に大好きになったんだそうである。仲良しになった友達も持ってきているらしい。それで張り切って一週間毎日それを持っていった。(パンはwhole wheatにした)野菜や肉類も添えた。

一週間続けるとさすがに飽きたようで、おにぎりがいいとか、卵サンドがいいとかいうようになった。もちろん毎日注文を聞いてから作っていたら学校に遅れてしまうので、前の日に忘れなければ希望を聞き、忘れたら冷蔵庫の中の残り物の具合に応じてサンドイッチにしたりおにぎりにしたりしている。

どうしても忙しかったりで用意できない場合は、その日の朝に注文してお金を払えばランチを買うこともできる。週一回はピザの日があり、その日だけは買うことにしている家があったりする。でも、メニューを見ると、普通のサンドイッチもあるが、grilled cheese sandwichとか、mac and cheeseとかが多く、毎日こればかりだとかなり心配になりそうな内容だ。 ちなみに値段は3ドル25セント。ミルクをつけると3ドル75セント。貧しい家庭の子は割引の値段で40セントだそうだ。日本の給食費は小学校は月々一律3900円ぐらいだそうだから、内容も考えると日本の給食費はやはり安いのではないだろうか。アメリカは貧しい家庭の割引率がとても高い。

ちなみに、この地区の学校の低学年は週四日は二時半までだが、スナック・休憩時間が3回ある。朝15分ぐらいの休憩。昼45分ぐらいの昼食・遊びの時間。そして午後の短い休憩。朝の休憩の時にはスナックを食べてもいい。一年生のなれないうちは、スナックの時間にお昼を食べてしまい、お昼の時に食べるものがなくなった!という子どもも出現していた。 娘などは遊ぶ方に夢中であまり食べていなかったりすることが多いが、一年生になってからは前よりたくさん食べるようになった。お弁当箱がからになっているとなぜか嬉しいものだ。たとえ、冷凍食品のチキンナゲットを暖め解凍して、ミニトマトとミニにんじんをつめただけでも。

September 11, 2007

宿題

Filed under: アメリカの学校 — yoko @ 11:00 pm

娘の通っている学校は、近所の、うちより学年が上の子どものいる家庭の親からの話だと、この辺りでも特に宿題の少ない学校で、一年生ではほとんど宿題がない、と言う話だった。娘は土曜日の日本語補習校でも一年生で、そこではたっぷり宿題が出るので(といっても一日一日の分量にすればたいしたことはないのだが)、こちらの学校でも宿題が出たらどうやって両立させていくのか悩むところだが、それだったらなんとかなるか、と高をくくっていた。

そうしたら、娘の学年では一年生でもちゃんと毎週宿題がでるという。

うわー、大ショック。

今回初めてその宿題をもらってきて、明日提出となった。毎週、金曜日に宿題のフォルダーをもらってきて、水曜日にそれを学校に返す約束になっている。

でも、分量的には大したことはなかった。毎日15分以上本を読むこと(親と一緒に)、これは毎晩寝る前に本を読むし、なんとかなる。それから算数の問題があるが、これは一日一題、合計5題だけ、簡単なものなので金曜日に全問済ませられるぐらいだった。そして算数や英語に関する簡単な、クイズのような問題が升目に25問ほど書いてあって、そこから毎週好きな問題を3問以上やって、できたら親がサインする、というタイプの宿題があった。これは提出するのは親のサインのみ。問題も「家の中のなになにを数えてみましょう」とか、「家の中にあるmではじまるものを3つ探し出しましょう」とか、簡単なクイズ形式のものばかりで、また好きなものをやればいいということなので、娘は次々にやりたがって、3問でいいのに4問も結局やり終えた。

補習校の宿題も、ドリルばかりでうんざり、という顔をしていることもあるが、今日は結構やる気になってがんばった。プリントを終わらせるとシールを貼れる、という単純な報酬のある宿題があったのだが、なんとそれが結構娘には大事だったようで、さっさと終わらせてシールを貼りたがった。

この分だと水曜の明日には、現地校の宿題は今週の分は提出済みだし、補修校のものもほとんど仕上がっているという状態になれそうだ。毎週こう理想的な形にはなかなかならないかもしれないが、とにかく初めの週はうまくいきそうでほっとしている。

キンダーのときは、放課後は日本人のお友達とばかり遊んでいたが、今日は娘からこちらのお友達といつ遊ぼうかという相談をうけた。宿題が済んでいれば色々なお友達と遊ばせるにしても気が楽なのでよかったよかった。

それにしても今年度の娘の学校の先生もなかなか役者のようだ。自分が子どもの頃に5ドルで買った犬のパペットを持ってきて、寝ているその犬を起こして、一緒に本を読むように誘うというストーリーを展開したりしているらしい。そういう話を聞くにつけ、子どもたちの注意をひくのが上手そうな先生だな、と感じる。

週一回、また教室でボランティアをできるときにするつもりだが、どんな授業をしているのか見るのが楽しみだ。

September 5, 2007

「love」は「より」?

Filed under: Children — yoko @ 10:50 pm

娘が寝る直前に唐突に「love」は「より」なんだね、といった。

何のことやらわからず最初は何回も聞き返してしまった。

ようやく、ははあ、学校で親に手紙を書いて、最後に”Love, (名前)” と書くように言われたかなんだかしたのだな、と想像がついた。日本語では子どもの手紙では、最後のところに、誰々より、ぐらいしかかかないのでそう思ったのだろう。実はその日、親を学校に招待する手紙を持って帰ってきていたのだ。

でも、「愛を込めて」と訳して教えるのはヘン。一応、心を込めて、大好きな人に手紙を書いたら最後にloveと書いて名前を書くんだよ、日本語の「より」じゃないよ、と説明しておいた。

そうしたら娘は自分で「より」は「from」?と頭の中を整理していた。

そう、その通りです。 よくわかってます。

新学期

Filed under: アメリカの学校 — yoko @ 10:42 pm

夏休みは文字通りあっという間に終わり、娘はアメリカの小学校の一年生になった。

我々の地区の学校はLabor Dayという9月の最初の月曜日祝日の直前、8月29日から始まった。

Labor Dayの説明は、http://www.ncwind.net/seasons/laborday.html にある。私も何の祝日かよくわからず調べて、なるほどとおもった。

アメリカの学校は、新学期の初日からいきなりランチを持っていく。普通に授業があるのだ。ただし、キンダーの時にはその前日に教室は下見ができた。また、去年は気づかなかったようなのだが、娘の学校では始業式のようなことを全校生徒が校庭に集まってやっていた。朝は親たちが気軽に立ち話ができるよう、体育館のようなところ(Multi Purpose Room)ではコーヒーや軽食が取れるようになっていて、そこにも一応顔を出し、近所の人やキンダーのときから知っているお母さんなど2,3人の知り合いと話をして、校庭の方に出て行くと、子どもたちは担任の先生に誘導されて教室から出てきて集まって、座らされていた。そして、校長先生がこの学校ではrespectを大事にしていますとか、みな友達を名前で呼びましょうなどと子どもたちに語りかけ、スタッフと各先生の紹介などを行っていた。親は、聞きたい人は遠巻きに聞いており、きわめてカジュアルな感じの「式」である。

そしてその次には先生たちがギターの伴奏付きで校歌と言うのか、 この学校のシンボルのイルカの歌?ともう一つ歌を歌っていた。

Koreanの、娘のクラスメートのお母さんがしみじみ、「韓国ではこういう式では生徒も立っているし歌は生徒が普通歌う」と言っていた。確かに日本や韓国とは違うといえば違うだろう。

娘はキンダーの時にクラスで特に仲の良かった二人の女の子、(一人は日本人、一人はアメリカ人)のどちらとも同じクラスになれなかった。しかもなぜかコンビネーションクラスという、1・2年生合同のクラスに振り分けられてしまったのだ。1年生だけのクラスになるにきまっていると思っていた私は学校の始まる前々日に届いたクラス分けの学校からの手紙を見てたいそう驚いた。そんなこんなで娘は学校が始まる前、「学校に行きたくない」といっていたのである。なんとかなだめて、どんな先生か見に行くだけいってみよう、といって初日は連れて行った。久しぶりの学校で、親の方が落ち着いていなかった気もする。

行ってみれば、担任の先生はベテランの、てきぱきした感じの女の先生で(というかこの学校の先生は校長を含め皆女性)、初日にはギターを弾いてくれたり、 教室のペットのgekkoのazureを娘の肩に乗せてくれて皆にさわらせたり、と子どもが学校になじむようになる仕掛けをいくつも持っているようで、娘は一日もたたないうちに先生になついたようだ。

新しいお友達もできて、毎日お昼の休み時間も忙しくし遊びまわっているようだ。

やれやれ。まずは一安心。

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